社員の声ーマーケティング

マーケティング部門で担当製品のライフサイクルマネジメントや市場分析、拡販のための立案・資材作成、社内での製品トレーニングなどを行っています。
担当する製品については、営業部門とは拡販のためのターゲット選定や戦略の連携、またロジスティクス部門や品質保証部門などとは海外製造元からの入荷状況や品質状況などについて連携しており、業務において幅広く様々な部門との関わりは欠かせません。
国内の連携だけではなく、デンマーク本社との連携もマーケティング部門としては重要です。
例えば、開発中の新製品の仕様などについて意見を求められることがあるのですが、日本国内の状況や、製品が使われる臨床現場から製品販売時の商流などを理解して、正確にデンマーク本社にインプットする必要があります。
日本国内で必要とされる仕様を次世代の製品に反映されるように働きかけていくことも、大事な業務の1つと考えています。

入社当時は営業職だったので、実際に病院を訪問し臨床現場を見て、直接顧客に製品説明などの対応をする、という日々でした。
一方、マーケティング部門に異動してからは、直接顧客に対応する機会は減りましたが、常に顧客先・臨床現場を意識して業務にあたるようにしています。
選定したターゲットや戦略が上手く行き、多くの装置が販売できるというのはもちろん喜ばしいと思います。
また、営業担当から相談を持ち掛けられた商談や顧客からの疑義照会について上手くサポートでき、後々、顧客から「ラジオメーターの装置を選んで良かった」や「現場の困りごとが解決できた」などのお声をいただいた時にもやりがいを感じます。
ただ、マーケティング担当としては、個々の顧客の声を大事にしつつ、全体の顧客の満足度を上げるような製品・価値を提供していかなければいけないと思っています。

短期的な目標としては、担当製品の特長、測定項目の臨床的意義をさらに深く理解し、顧客からの問い合わせにより迅速に対応できるようになり、担当製品の顧客満足度の向上による自社顧客の確保と競合機器顧客を取り込む戦略をリードできるようになることです。
また、当社の主力製品である血液ガス分析装置や、血ガスと共に緊急検査を担う蛍光免疫分析装置について、日本国内の市場状況を今よりも俯瞰的に捉えられるようになりたいと思います。
さらに的確にデンマーク本社へ働きかけることにより、日本から要望する仕様を搭載した次世代の製品の発売にいつか立ち会えたらと思っています。

※社員の所属部署・肩書き・業務内容等は取材時点での情報です。