敗血症診断補助としてのCRP
CRP(C反応性蛋白)は炎症の度合いを判定するバイオマーカーとして確立されており、クリニックから病院まで広く医療機関で使用されています
CRPによる敗血症診断の補助
ただし、CRPで敗血症等の感染症診断を裏付ける根拠を得ることは可能です。たとえば、高熱と呼吸数増加といった一定の基準がある場合、敗血症を発症する恐れがある炎症状態や感染をCRP値により診断することができます[2]。
プロカルシトニン(PCT)検査 とCRP検査を併用することにより、敗血症を全身性炎症から効果的に識別できます[2]。敗血症は、感染に対する免疫反応が制御できなくなった状態であり、死亡率は30%にも及びます[3]。
CRP、PCT、ラクテート(乳酸)、 またはこれらのバイオマーカーの組み合わせは、感染症の重症度と相関しており、患者の臨床経過の予後予測に役立ちます[2, 4]。
ラクテート(乳酸)値が2.0 mmol/L(18 mg/dL)を超える場合は、重度の臓器血流低下が考えられます。この状態は敗血症ショックにつながり、死亡リスクは約50%と言われています[3-5]。
参考文献:
2. Castelli FP, et al. Procalcitonin and C-reactive protein during systemic inflammatory response syndrome, sepsis and organ dysfunction. Crit Care 2004; 8(4):234-42
3. Brun-Buisson C. The epidemiology of the systemic inflammatory response. Intensive Care Med. 2000, Vol.26 Suppl 1: 64-74.
4. Freund Y, et al. Serum lactate and procalcitonin measurements in emergency room for the diagnosis and risk-stratification of patients with suspected infection. Biomarkers 2012; 17(7): 590-6
5. Bakker J, et al. Serial blood lactate levels can predict the development of multiple organ failure following septic shock. Am J Surg 1996; 171: 221-6.
このウェブサイトではクッキーを使用しています
クッキーの使用について有効な電子メールアドレスを入力してください
Microsoft Azure ADを使用してサインインするための招待の電子メールがすぐに送信されます。
お客様の電子メールが登録されていないようです
メールの「スタート」をクリックして登録プロセスを終了させてください。
ラジオメーターでは、文書、リソース、お客様およびパートナー向けの当社カスタマー・ポータルのその他サービスへの安全なアクセスを提供するため、Microsoft Azure ADを使用しています。
お客様の所属機関がすでにAZURE ADを使用していれば、ラジオメーターのカスタマー・ポータルへのアクセスに同じ認証を使用することができます。
重要な利点
- 既存のActive Directory認証を使用できる
- 1回のサインオン
- 今後のサービスへのアクセスに同じ認証を使用
アクセス要求
お客様の要求が承認されると、当社のサービスへのアクセスに招待する電子メールが送信されます。
この招待に応じ、かつ、お客様の所属機関がAZURE ADをすでに使用していれば、ラジオメーターのカスタマー・ポータルへのアクセスに同じ認証を使用することができます。または、サインイン用のワンタイムパスワードがメールで送信されます。