社員の声ーフィールドサービスエンジニア

主にトラブル対応をメインに行っており、故障原因となる消耗品やパーツを素早く特定し交換や代替機の設置作業を実施します。
トラブルが起きた時、殆どの場合が装置を止めて作業することになってしまいます。その間、測定ができない状態になってしまうため、なるべく短時間で正確に修理を完了する必要があります。
トラブル対応の他にも、装置のメンテナンスや１年点検、半年点検を行っています。
装置の各数値やメッセージを確認することで、今後発生する可能性のある故障や各部品の劣化具合などを知ることができます。これにより装置の故障を未然に防ぐことも仕事のひとつです。
その場で修理ができないものは会社に持ち帰り、修理室にて壊れたモジュールや機器の修理、オーバーホール作業を行います。

日々様々な機械トラブルがあり、その原因は機械もしくはその設置環境に隠されています。
その原因を探し出すことを日々繰り返すことで、原因究明に至るまでの作業が徐々に最適化されていき、その対応時間は短くなっていきます。
以前は数時間かけていた作業も気付けば1時間も掛からずに終わっていることも最近では増えてきました。
そういった、作業時間の短縮という形で自分自身の成長に繋がっていることが、この仕事の一番の面白みになっていると感じます。
また慣れてくると測定結果や、装置の過去メッセージから今後起こりうる可能性のあるトラブルを事前に予測し対策することも可能となっていきます。
そういったできることが増えていき装置がトラブルで動かない状態、つまり装置が使えない状態を少しでも減らせるようになることが医療の現場に貢献している実感に繋がり、やりがいに繋がっていると思っています。
装置は小型な物が多いですが、学べることは膨大にあります。だからこそ面白いと個人的には感じています。

装置の構造を完全に理解し、あらゆる装置トラブルに対応出来るだけの経験と知識を身に付け、装置トラブル対応のプロフェッショナルになることが今現在の目標です。
装置トラブルは工学的な目線だけでは解決することが出来ません。医学や化学的な目線、特に呼吸器系の知識も必要なのです。今現在、趣味で電子回路を作成することもあるので工学的な目線に関しては多少自信があるのですが、医学や化学的な知識には全く自信がない為、今後はそういった知識を培っていきたいと思っています。
そして、新人としてチームのサポートをするポジションから、率先して技術共有を行いFSEとして主体性をもって行動のできる人間に成長していきたいと考えています。

 

※社員の所属部署・肩書き・業務内容等は取材時点での情報です。